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「ふぉんとのはなし」 [Vol.6]


nojima06

前回も話しました通り、
今回から「落語とデザイン」について、

 

「あんなこと言っとかなきゃよかったな、
カッコつけるんじゃなかったなあ……」

 

と思いつつも、進めていきたいと思います。

 

 


 

 

寄

 

いかにもTHE・和風なこの書体、
一度はどこかで見たことがありますよね?
多分ですが、毎週日曜日の夕方5時半ぐらいかと思います。

 

こちらは「江戸文字」といいます。

 

 


 

 

江戸文字(えどもじ)とは、江戸時代に盛んに使用された図案文字の総称である。それぞれの書体は別々の名称を持ち、もともとは使用される用途も違っていた。しかし、「籠文字の影文字(縁取りをした文字)もしくは日向文字(白抜きの文字)」と言うのはややこしいからと、紺屋の2代目・絵場屋である相澤兼吉が江戸文字と言うようにしたのが始まりである。
「江戸文字 – Wikipedia」 より

 

 


 

 

江戸文字と一括りにしていますが、
使われる媒介により、細分化しております。

 

 

「寄席文字」
通称:橘流
「お客様がすき間なく一杯に入ってくださるように」との願いを込めてなるべく文字の間を空けず、
さらに客入りが尻上がりになるように右肩上がりに書いていく縁起物の書体です。
勘亭流と提灯文字を元に創始されており、落語の看板やめくり、番付や、ビラや千社札に使用される。
ドラゴンボールでいうなれば「悟空」

 

 

「芝居文字」
通称:勘亭流
歌舞伎の看板、番付に使われる書体。
ドラゴンボールでいうなれば「ベジータ」

 

 

「相撲字」
通称:根岸流
大相撲の番付や、広告などに使われる書体。
ドラゴンボールでいうなれば「ピッコロ」

 

 

「籠文字」
字画が厚く、やや四角い書体。
ドラゴンボールでいうなれば「天津飯」

 

 

「髭文字」
文字に髭がついている書体。
ドラゴンボールでいうなら「亀仙人」

 

 

似たような書体でも流派があるんですね。
各々が伝統・文化を守るために奔走してきたことがうかがえます。

 

 


 

 

とっても古い話になってしまったので、
今回は落語会のオールドスクール「三遊亭圓生」でお送りいたします。
きれいな江戸弁、芯のある通る声、豊かな演技力で、落語家のお手本のような方です。
代表的な演目「居残り佐平次」をどうぞ。